シベリウスとファーブル。フィンランドと南仏の二人の共通項とは?
「自然との対話」そして「作曲」。
ほぼ同時代を生きた二人は、ともに自然を愛し、自らの創作に活かしました。昆虫を観察し、趣味で詩作や作曲を行ったファーブルの作品を紹介するとともに、自然からのインスピレーションを作曲の糧にしたシベリウスのヴァイオリン曲とピアノ曲をとりあげます。共演はALMレコードのヴァイオリン作品集Tで絶妙なピアニズムを披露したシベリウスのスペシャリストである渡邉規久雄氏。奥本氏とのトークを交えながら、ファーブル、シベリウスほか、「熊蜂の飛行」「チゴイネルワイゼン」という名曲もお楽しみいただけます。
シベリウス:ヴァイオリン作品とピアノ作品
サラ・サーテ:チゴイネルワイゼン
R=コルサコフ:熊蜂の飛行, 他
東京新聞フォーラムは、仏文学者でファーブル研究第一人者の奥本大三郎さんを招き「ファーブル昆虫記の世界」を開きます。同昆虫記刊行100年を記念するもので、ファーブルの暮らした南フランスの風景を紹介しながら「虫の詩人」への思いを存分に語っていただきます。また作曲も楽しんでいたファーブルの作品を交えて、著名バイオリニストの佐藤まどかさん、ピアニストの渡邉規久雄さんが演奏します。手話通訳もあります。入場無料。ぜひご応募ください。
(東京新聞HPより転載)
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